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レントゲン検査

レントゲン検査とは、胸部にX線をあててがんの影がないかどうかを調べる方法です。痛みもなく短時間で終わり、特に末梢型肺がんの早期の発見に有効とされています。
喫煙者の人はさらに喀痰細胞診というものを加えます。これは気管支や肺から分泌される痰を顕微鏡で検査して、その中にがん細胞が含まれていないかを調べる方法です。
この喀痰細胞診という方法はとても精度が高く、X線撮影よりも早い段階でがんを発見することができ、中心型肺がんの発見にも有効とされています。


またX線とコンピューターを組み合わせたCT検査というものがあり、これは人体を輪切りの状態に撮影しその断面を見て調べるという方法です。これもX線検査よりも精度は高く、2cm以下の小さいがん細胞も見つけることが可能です。
1990年にヘリカルCT検査というものが導入されて、ヘリカルとは「らせん」という意味ですが、X線をらせん状に連続的に照射させます。
肺全体を撮影することができ、画像にブレがなく放射線被爆量も少なくなっています。
最近ではヘリカルCTをさらに進展させたマルチスライスCT装置というものも導入されて、これは一度の回転で複数の断面を撮影できるもので、見たい角度や方向からの画像が撮れるようになりました。
特に血管や心臓などの常に動いている部分の検査に有効で、肺がんの手術にときにも役立っています。


このような高性能のCT装置の登場で、X線撮影では他の臓器の影になってしまうがんをも発見できるようになりました。肺がんを予防・治療するには早期発見が最も大切なので、年に1〜2回の定期健診をおすすめします。