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腫瘍マーカー

腫瘍マーカーとは血液を摂取して、その中にがん細胞が作り出す特殊なタンパク質が含まれていないかを調べるという方法です。
現在、腫瘍マーカーとして使用されている物質は約30種類で、肺がんの腫瘍マーカーとして特に使われているのは6種類です。
この腫瘍マーカーの数値を調べることで、がんの性質・がんの場所・再発の有無、などおおまかではありますが知ることができ、がんの治療においては幅広く使用されているものです。
ただ信頼性という点はかけるものがあり、その数値が高くてもがんでない場合もありますし、数値が低くてもがんである場合もあるのです。
つまり腫瘍マーカーは他の診断方法の補助的な存在であり、特に小さいがんの発見にはあまり役には立たないとされています。
下記は肺がんの診断で主に使用される腫瘍マーカーです。

【CEA】
他の臓器のがんでも使用される腫瘍マーカーで、現在最も広く使用されているものです。病気が進行すると量が多くなるので、病気の進行度を調べる目安にもなります。
がん細胞が含まれていないとCEA値は低くなり、またがん細胞が含まれているもしくは再発すると値が上昇してきます。

【SCC】
扁平上皮がんの場合に多く見られる腫瘍マーカーで、もちろん肺がんのときにも陽性になりますし、がんの進行度調べるのにも役立ちます。
ただし他の病気でも陽性になることがあるので、SCC値が陽性だからといって肺がんとは限りません。

【SLX】
主に腺がんの場合に陽性になることが多く、また肺繊維症でも高値を示すことも。

【NSE】
小細胞肺がんの場合の鑑別に有効です。また経過観測にも役立ちます。

【CYFRA21−1】
扁平上皮がんで陽性を示すことが多く、新しい腫瘍マーカーです。病気が進行すると値が高くなるので、扁平上皮がんの経過観測にも役立つとされています。

【ProGRP】
小細胞肺がんだけに陽性を示すことが多く、新に導入された腫瘍マーカーの1つです。