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放射線治療

人間の正常細胞に比べて、がん細胞というのは細胞分裂を盛んに繰り返しています。
正常細胞は自らの働きを果たすため以外では細胞分裂しないのですが、がん細胞は関係なく無秩序に細胞分裂をして繰り返して増殖していきます。
放射線治療では、このむやみに細胞分裂を行うがん細胞のたたくのが目的となっています。
もうちょっと詳しく説明すると、まず細胞に放射線が当たると細胞分裂をしているDNAが傷ついて増殖ができなくなります。
このときに正常細胞にも傷がついてしまいますが、がん細胞は細胞分裂が盛んに行われているので、正常細胞よりの大きなダメージを受けるということです。
これが放射線治療ががんの治療に効果的だといわれているんはこのためです。


しかしこの放射線治療ですべてのがん細胞が死滅するわけではありません。
細胞レベルの小さいがん細胞は残ってしまう可能性もあるのですが、免疫力がしっかりしていれば勝手に死滅していきます。
つまり放射線治療はがん細胞を小さくするという、お手伝いの役割といってもよいでしょう。


この放射線治療は手術と違って長い期間を必要とします。1度に放射線をあてる時間は数分ですが、それを週に4〜5回の治療を1〜2ヶ月続けなければなりません。
入院すればよいのですが、通院となるとちょっと面倒かもしれませんね。
なぜ1度に治療できないかというと、1度に大量の放射線を細胞にあててしまうと、正常細胞もひどく傷ついて非常に危険だからです。