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レーザー療法

主に中心型肺がんの治療に用いられる療法で、がん細胞をレーザー照射によって殺す新しい方法です。
レーザー療法は多くのがんの治療に役立ちますが、肺がんに使用されるのは光線力学的療法(PDT)と腫瘍焼灼療法の2つです。


【光線力学的療法(PDT)】
これは低出力のレーザー光線をがん細胞に照射して破壊しようとする、レーザー療法の1種。
治療法は、まず光感受性物質を静脈に注射します、これはがん細胞を集まりやすくし、なおかつレーザー光線に反応しやすくするためです。
そこにレーザー光線を当てると、光感受性物質が化学反応を起こして活性酸素を発生させます。この活性酸素の力を借りてがん細胞を死滅させようとするものです。そして死滅したがん細胞を気管支鏡で取り出して、そこから3〜4ヶ月ほどがん細胞が完全になくなっているかどうかか、また再発していないかをチェックします。
しかし光線力学的療法には注意点があり、治療後の1ヶ月は紫外線を浴びてはいけません。なぜかというと光感受性物質を投与して紫外線を浴びると皮膚がひどく焼けてしまうからです。
いわゆる日焼けですが、通常の日焼けよりも痛みを伴うひどいものなので、外出するときには長袖・長ズボンを着るようになります。


【腫瘍焼灼療法】
これは高出力のレーザー光線を使用して、がん細胞を焼き殺すという方法。口から気管支鏡を挿入してがん細胞のある箇所まで届かせます。そしてその先端からレーザー光線を照射してがん細胞に当てるのです。
肺がんが気道(空気の通り道)にできてしますと、呼吸がしにくくなり窒息する可能性もあるので、そのような緊急治療の際に用いられる療法が腫瘍焼灼療法です。
つまり気道を確保するための療法だとも考えられ、放射線療法や化学療法と組み合わせて行うこともあります。