肺がんネットTOPへ

肺がんと似た病気

肺がんを早期に発見して治療するには、同じような症状が出てくるまぎわらしい病気と区別しなければなりません。
ここでは肺がんと間違えやすい病気を説明したいと思います。


【気管支炎】
気管支炎には急性気管支炎と慢性気管支炎とがあります。
急性気管支炎は風邪を引いたときや、気管支に細菌が感染し合併して起こる病気で、症状は肺がんに似た咳や痰や血痰、また呼吸が苦しくなったり胸の圧迫感などが現れてきます。
慢性気管支炎とは、1年間で3ヶ月以上を痰や咳を伴い続く場合を言い、炎症がひどくなると熱や体のダルさが出てくるようになります。
これらの治療は基本的に細菌に効果的な抗生物質や気管支拡張剤を使用すれば簡単に治りますが、完全に治療せず中途半端な状態で放っておくと慢性気管支炎になる可能性が高くなります。
急性気管支炎よりも慢性気管支炎の方がやっかいで、悪化しないような治療を長期的に続けなければならないケースもあります。


【気管支拡張症】
気管支拡張症とは、気管支の壁が傷ついて拡張してしまい、そのまま元に戻らなくなる病気です。
気管支の壁が傷つく原因として、肺炎など呼吸器の感染症などがあげられています。その症状は肺がんで最も目立つ症状である血痰が出ることもあり、他にも咳や痰が出てくることも。
この気管支拡張症では体位ドレーシーという気管支の奥にたまった痰を出す方法を行いまして、これはうつ伏せになり頭を横にして、お腹の下に枕などを重ねたものを敷いて高くして痰を出すものです。
他には抗生物質や気管支拡張剤などの薬物商法も行われますが、細菌感染を繰り返すようであれば手術を行うこともあります。


【気管支ぜんそく】
気管支ぜんそくとは炎症により気道が収縮してしまい、そのため発作的に気道が塞がってしまい呼吸が苦しくなる病気です。
アレルギー体質との関係が深く、家族の人にアレルギー体質の人がいれば、この病気にかかる可能性も高くなっています。
原因は特定できてはいませんが、家のダニやカビ、また花粉などの物質を吸引することによって発作が起こるのではないか、またストレスが原因ではないか、と考えられています。
治療には遺伝的な体質が関係していることから、これといった治療法もありません。ですが発作が起こらないように抗アレルギー剤や血管拡張剤を使用するようです。


【肺炎】
ウイルスや細菌が肺に感染して炎症が起こる病気です。
患者の身体的な強さや病原体の性質によって肺炎の重さも異なり、幼児や高齢者では症状が重くなることが分かっています。
症状として咳・痰・発熱・呼吸困難など、肺がんに似たようなものばかり。
治療には感染した病原体に有効な抗生物質や、鎮痛剤を使用することが多くなっています。